親が勧めてくれた高校に落ちてしまったので、勉強するしかないと思いながら入学しました。
進学クラスなので、相当勉強に対して取り組む時間が増えました。
朝の8時から英語の単語テストと数学の簡単な問題から始まり、18時まで授業。
30分の小休憩を挟んで、20時30分まで自習。
これが平日毎日続いていました。
こんなに勉強していなかったので、初めの方は苦痛でしたが、だんだん慣れていきましたし、
高校の時は勉強するしかないという固定観念があったので、苦にはなりませんでした。
唯一の休みは学校から家に帰る道にある古本屋でマンガの立ち読みと、
テスト明けにクラスのみんなでサッカーをすることぐらいです。
そんだけ勉強してたらすごいとこに入れると思いますが、そんなことはありません。
なんちゃって進学校ですからね。
卒業生で一番すごいところに進学した人は地元の国立大学。
卒業生で大学進学者のほとんどは国公立大学には入れず、私立大学がほとんど。
後は、専門学校と会社に就職。
スポーツ校ですから大学に行く人の方が少ないかもしれません。
それぐらいの進学率ですから、いくら勉強に時間を割いたとしても、
先生が生徒に教えるノウハウがあまりありませんから、
成績が劇的に伸びることはほとんどありません。
僕がこの時の勉強に対する意欲があったのは、高校に落ちたから頑張らないといけないのもありますが、
親や先生が言う大学生の姿があまりにも眩しすぎたからなんです。
高校では学校の往復しか世界は見えてきません。
ですが、大学生になると途端に世界が広く感じると思えたからなんです。
僕が思っていた大学生像は、勉強もせずに遊んでばっかりで、楽しいことしかしてないイメージしかなかったので、
高校では勉強して、頑張って大学生になるぞ!と思って頑張っていました。
今思えば大学生になるために勉強するなんて本末転倒ですよね。
本来大学は勉強するところですから、遊ぶために勉強しに行くという。
なので当然やりたいことなんかなかったので、学部決めはあまり考え込まずに決めました。
当時化学が面白く感じていたので、化学系の学部に入ろう、そうすれば卒業して科学者になろうと思っていました。
自分が入った学部から将来のことを決めていました。
自分本位ではなかったです。
でも大学生になることが目的だったので、そんなことは気にせずに勉強していました。
そして念願の大学生になれました。
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